自分の打った打球がなぜ威力が出ないのか

速い打球を打ちたいときには、どうすればいいかわかりますか?

できる人は打球のスピードの調節をどこで行っているか説明できますか?


おそらく感覚的にスイングを速くしている方が多いのではないでしょうか。

しかしどんなに思い切りスイングしても速い打球が打てない、威力のある打球が打てない、そんな人はなぜ速い打球が打てないかを考えてみるといいです。


よく筋力があるから打てる、筋力がないから打てないと言われますが、確かにそれも一つの要因ではあります。

でもそれだけでは小学生や筋力のない女子で速い打球が打てる説明ができません。


私がスピードのコントロールで考えていることは5つ以上あります。

その中でも特に必要だけど、あまり実行されていないのが、下の二つ。


①手首を使っていない

 これはかなり重要です。力を出す上で一番重要といっても過言ではないです。

 手首を痛めたり、手打ちだと思われがちですが、そうではないです。

 私が見ている限り固めている人の方が手首を痛めています。


②ターンができていない

 どうしてもひと昔前の打ち方は打ちたい方向に対して横を向き体重移動をしながら打つと教えてこられました。

しかしそれは昔の話で、現在ではオープンスタンスにより小さなターンから力を生み出します。

それとターンはできているが、バランスが悪いことが挙げられます。

中心で回れていないときにうまく回転できず、パワーが出ません。


上の二点が特にパワーが出ない人の特徴です。

その他にもプロネーション、軌道の長さ、体重移動などがあります。

その全てを使って上級者は力を調節しています。


一朝一夕ではなかなか難しいかもしれませんが、これおを覚えるとこれからのテニスがかなり楽になること間違いなしです。

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